『途中で飽きたんじゃないでしょうか』 導入は凄く面白いです。恩田先生らしく、作品の途中でヒントになるアイテム(今回は雑誌の切り抜き)の紹介から始まって、「さて今回はこれがどう結びつくのかな?」とワクワクさせてくれるのですが… 作品が短い分ピロートークとして期待したのですが、最後は正直尻すぼみです。なんだか前半部分を考え付いて、結末をろくに考えもせずにホイホイ設定を整えて書き上げたって感じの内容ですね。 祥伝社 エ400円