『待ってました!持ち運びサイズ☆』
ハードカバーで読むのがあまり好きじゃない私は、でも耐えきれず
でかいドリームバスターを学校の図書館でちょっと読んで
「あっ、やっぱ宮部みゆき楽しい!」
って思って、パタン!と本を閉じました。
それから2年くらい待ったかな…?
ついに持ち運びサイズで、しかもイラストがリニューアルで出てくれました!
買いました!読みました!!
私はホラーとかの「なんかコワイもの」が苦手です。
木目がオバケに見えるだとか、そういうのが本当に怖くてしかたないんです。
その怖さが、夢にも当てはまります。
普通の人にはこわくないモノでも
自分の心の奥の方にある「何か」がソレをこわくさせるんです。
そのこわいものと向き合うのは、凄く勇気がいることです。
なにしろトラウマであったりコンプレックスであったりするわけですから…。
そういう、何のきっかけもなければ素通りしてしまうことに
向き合わせてくれるのがドリームバスター。
この本であり、シェンと師匠であり、DPなのかなー。
まだまだスタートの1巻ですが
スピード感と怖いもの見たさ、
個性的な登場人物と、舞台が現実であるせいで
いきなりグイグイこの世界に引き込まれちゃって
もう現実と物語の境目が消えかけているのでww、
深イイはなs…★★★★★で!
徳間書店 エ900円