『爽やかです』お正月の風物詩とも言える「箱根駅伝」に、たった10人で挑むという話です。三浦しをんさんが原作なのですが、原作のスピード感とか、爽やかさがバッチリ出ています。少しずつ変わっている所も良かったです。ハイジがややブラックになっていて、走はバカっぽいですが、2人の掛け合いにはぐっと引き込まれる所あり、笑える所ありで満足しました。原作を読んでる読んでないにかかわらず楽しめる1冊だと思います。原作を読んだけど…っていう人も騙されたと思って、是非。 集英社 エ540円