『もう、止まりません。』
人は弱きもの。
しかし、
簡単には死なない。
生きる意志を書こうとしているのか?
それは、
強いものではなく、
かろうじて立っている二本の足。
それでも、
生きようとする人間を描く。
おそらく、
通常の推理小説として、
厚めの1冊単行本で出ていてもおかしくない。
しかしそれは、
商品としての小説だろう。
どうしても書きたいこと全てを書こうとすると、
どうしてもこんな大作になってしまうのだろう。
とにかく、
早く次を読みたくなる。
新潮社 エ500円