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まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉 (新潮文庫)



『最後には、救いがある。』
最後には、
救いがある。
光に満ちた希望がある。

このラストをそう読んでいいのかわからないけど、
僕はそう思った。

ここ数年、
“最後の闘争の単位は家族だ”
ということが言われている。
それにはある程度説得力があると思って来た。
しかし、
その言葉を口に出して言うと、
何がしかの苦さというか、
違和感を感じてもいた。
そう思う部分がありながらも、
そのことを疑っていた。

この小説には、
“家族”の問題が書かれている。
確かに、“無償の愛”というものが存在しうる、
最も納得のいく集合体ではある。
しかし作者は、
全肯定でも、全否定でもない。
ただ、
そこに生きる人を書くこと。
そういう小説だと思った。

最後に思う。
“最後の闘争の単位は、一人だと”。
孤独への恐怖を知ったものが、
それを乗り越えられる。
だから、
人を信じられるんだと、思う。
新潮社 700円

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まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉 (新潮文庫)

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