『考えさせられた』これまでのシリーズの中で一番辛く切なく、そして怖い作品でした。 同じような事件が過去にもあった。 たとえば、コンクリート詰め殺人事件とか。 読み進めるのも辛くなるような 描写が多くて だからといって目を背けることはできない作品だった。 性犯罪を扱っているので嫌悪感を持つ人もいるかもしれない。 でも、面白おかしく描いているんじゃなくて 事件のルポも手がけている重松さんだからこそ書ける作品じゃないか、と思う。 小学館 エ520円