『泣いてはないけど。』私はどっちかっていうと、この本に出て来るようなタイプの人間でした。丸ごと同意ではないけれど、何となくこんな経験あるな?と思いながら読みました。他の本もそうだけど重松さんは、友達関係の"微妙"な所を表現するのがすごく上手い。この本に出て来る子供達は、現実の子供達の感情にも一番近いのではないでしょうか。 新潮社 エ620円