『重松清の屋台骨』『送り火』『ビタミンF』『ナイフ』『エイジ』『小さき者へ』 と読んできて、すっかり重松清に魅了された時点で、本書に出会った。 続いて読んだ『きよしこ』で、全てが氷解したように感じた。 作者の多くの作品群に、なぜこんなにも心惹かれるのか、 その理由は本書と『きよしこ』に、全て書いてあるように思う。 舞台裏や屋台骨が分かる、オススメのエッセイ集。 朝日新聞社 エ588円