『(◎▽◎)』
私は裏日本の裏道のとある裏通りに門を構えております裏進学校であります高田高等学校で来る日も来る日も新聞同好会長として仕えておりましたがあるときふと世にも怖ろしい思いをすることになったのでございます 正しいこととはすべての人が納得することができるはずのことでございますすべての人が納得できるはずのことでございますから私は私の神に仕えているのです 然し乍ら納得がいくとは一体如何いうことなのでしょうか例えば私は総ての人間は平等であると信じてございますこれは正しいことです 神は総ての人を平等に作られたのであり神の判断に間違いはないのです 又正しいこととは明白に論証できるということでもあります 人の子は、彼は例えを用いて明白な論証を群衆に与え給うたのであり、聖霊が預言者イッサ・ヤーフーを通して語られた通りなのです 」ヱホバいひたまはく往てこの民にかくのごとく告よ」なんぢら聞てきけよ然どさとらざるべし」見てみよ然どさらざるべしと」なんぢこの民のこゝろを鈍くしその耳をものうくしその眼をおほへ」恐らくは彼らその眼にて見その耳にてきゝその心にてさとり翻りて医〈いや〉さるゝことあらん」 私は善であることが確かなことしかしないのです
角川書店 エ円