『優しいさと・・・』他の2つの常野物語を読破してから、数年後に気になって読んでみました。(本来は2番目に読んでおくべきだったかも)でも、単独でこれだけ読んでも十分楽しめると思います。 聡子が語り手となって明治時代の農村のお話。前半は聡子が10歳前後の明るくて、ほのぼのする感じでしたが、途中で春野一家が村に現われてから雰囲気が変わってきます。そして最後に。。。聡子の最後の言葉が重たく、印象に残りました。また時間がたってから読んでみたいです。 集英社 エ500円