『前半と後半』前半は圧倒的な筆致で迫ってきて、総毛立つ思いだった。後半に入って謎が解明されないままで収束した感じだ。こうなると少し残念だ。 仮想空間を上手く使い切っていないように感じる。後半に伸びがあれば、星5つになるのだけれども。 徳間書店 エ840円