『はじめての文学シリーズ』
このシリーズは図書館ではヤングコーナーなどに置かれている本です
が大人でも十分に楽しむことができます。
今まで直感、評判で読む本を選んでいた私にとってこのシリーズとの
出会いは価値のあるものになりました。
全12巻を読み、贔屓の作者を見つけることが出来ました。ぜひとも全
12巻、読むことをお勧めします。あなたも贔屓の作者を見つけてみてく
ださい。
宮本輝
宮本輝先生の作品は面白かったのですが自分の肌には合いませんでし
た。なので星4つとさせていただきました。
収録作品は
『星々の悲しみ』
『真夏の犬』
『力道山の弟』
『トマトの話』
『力』
『五千回の生死』
『道に舞う』
の7点です。
肌が合わないなりにも『星々の悲しみ』は面白かったです。ネタばれ
になってしまうので詳しく書くことは避けますが主人公の友達の有吉が
すごく素敵でした。
文藝春秋 エ1,300円