『連綿と繋がる生死』氏の作品は続けて読んでいるが、いつもながら作品の中に一種独特の風が流れていると感じる。 端的に言えばテーマは「永遠なる生死」 命あるものは誰しも死を免れることはできない。 それを恐れずに、自らの生き方に信念を持って生きて、そしてやがて訪れる死と対峙したいと切に思う。 中央公論新社 エ620円