『邪悪な人の腹の中…』
結婚したら貧乏になるっていう話ではない(苦笑)。
三浦しおんさんの、登場人物のネーミングセンスはいかがなものかと思う。
しかし、、、それより、
読んでて「この作者かなり意地が悪いんじゃない?」と疑いたくなる章があり、
ちょっと後味が悪かった。
でも、よく考えると、ヒトの幸せへの妬み、
嫉妬心とかってあるけど、人の不幸は蜜の味とかっていうけど、
掘り下げていくと、こんな邪悪な心が生まれるというか
人の腹の中には渦巻いてるんだ…と、
ちょっとそういう意味では深い小説ではありました。
幻冬舎 エ520円