『あくる日の朝』あくる日の朝。 「毎日」は刻々と変化していることに気づく。 時の誘惑は果てしないが その過程でなにか 大事なものを見落としたりしていた、今まで。 たとえば 道ばたに転がったほんの小さなもの。 それは、やはり「もの」なのだが でも、やはり、そこには、それが存在する意味がちゃんとある。 たとえ、それがもう それそのものの役目を果たしていたとしても、だ。 この本を読んだ、あくる日の朝。 ぼくはそのことに 気づいたんだ。 新風舎 エ円