『文庫より単行本』
この作品は角田さんの中では初めて読んだ作品になりました。
個人的に彼女の小説よりもエッセイの方が好きです。
この作品が非常に良かったので、その後いくつかのエッセイを手にとり
その後小説を読み、ほぼ読破しましたが、何度読んでもエッセイの方が
好きかなと思います。
「だれかのことを強く思ってみたかった」は佐内さんとのコラボに
なっていますが、佐内さんの写真を楽しむためにも文庫より単行本を
お勧めします。
文庫では写真が小さすぎて写真に載せられた感情などを上手く読み
とることが出来ないような気がして…
角田さんの文章だけをお好みの方でしたら文庫でも十分だと思います。
集英社 エ630円