『奇跡みたいな一瞬』
みんなそれぞれ、他の人にはわからないような
大切な人と過ごした幸福な瞬間があるんだな、と実感しました。
この本では、様々な幸せなひとときが描かれています。
学生だった頃の男友達との帰り道、友達とブランコに乗るとき、
公園のベンチで好きな人とパンを食べたこと、お父さんとの史上最低のデート…
どの話も3?10ページ程でリレー形式で進んでいくのでテンポがよいです。
読者100人の方それぞれの「最も好きなデート」も収録されていて、
薄めの本なのに読み応えがありました。
これからも訪れるであろう「ちいさな幸福」を、たくさん探していきたいと思います。
講談社 エ420円