『文学というよりエンタテイメントとして』肩の力を抜いて楽しめる一冊。 これを読んで劇団ひとりを見る目が変わった。 短編集であるが全体がひとつの世界になっていて、 ときどきページを戻って読み返したくなる。 「ピンボケな私」で、主人公がデジカメにメモリースティックを 詰まらせてしまうところがなぜか印象に残った。 このほかにも全体的に普通なようで普通じゃない感があふれている。 幻冬舎 エ1,470円