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『救いの無さがいい』人体移植と人格と言うテーマは、よくある。違いは徐々に変わっていく自分を自覚し、感情までも変わっていくのを他者も分かっているというところ。 もう少し成瀬の苦悩・葛藤を読みたかった。そうしないと単に徐々に狂気に蝕まれているのを読むだけになり、主人公への不快感のみが残ってしまい、同情心が低かった。 講談社 620円