『開けちゃいました・・・。』
この本を買う前に読んだ「名探偵の掟」で、どうせ読者も本気で推理なんかしてなくて、最後に種明かしされるのを読んで分かったような気になっているというようなセリフがあり、それを踏まえてこの小説は真剣に読んでいないと犯人が分からないということだったので、絶対に自力で解いてやろうと思って読んでいたのですが、結局どっちか分からず、袋とじ(ココにほとんど答えのヒントがのっている)開けちゃいました(^^;
前編を通して真剣にどっぷりハマって読んでしまい、とても楽しめました。通勤・通学時間なんかではなく休みの日に一気に読んでもらいたい小説です。
講談社 エ620円